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凧揚げ🪁

2022年01月31日
ワイルドだろ〜🐟

娘が鯛焼きの尻尾を食いちぎって

その尻尾は妻に渡し、中のカスタード

だけ吸い出してたんだぜ〜

 

ワイルドだろ〜🐟

2022年01月26日
妊娠、授乳と薬について

患者さんから非常に多くのご質問を

いただくのが、「妊娠や授乳と薬」

についてです。

 

あらためて、国立生育医療研究センター

村島温子先生のご講演を拝聴し、知識の

アップデートを致しました。

 

偏った思い込みではなく、正しい知識をもとに、

「有益性が上回るかどうか」という視点から、

患者さんと相談の上、適宜判断していくことが

大切であると再確認しました。

 

妊娠と薬情報センター

https://www.ncchd.go.jp/kusuri/

 

もご参考にして下さい。

 

 

2022年01月22日
マインドフルネス認知療法

興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

ただし、それは「ポジティブになれる」裏技や、

人生が急に「楽しくなる」秘訣ではありません。

 

それは、不快な体験に対する、「新しい関わり方」

と言えるのではないでしょうか。

 

慶応、佐藤先生によれば、

 

人間は「未来への不安」や

「過去への後悔、抑うつ」

に苦しめられやすい。そんな時に、

「今、ここに」だけを意識することが大切。

人間のワーキングメモリー(こころの黒板)

にはスペースの限界があるので、

「今、ここに」だけを意識することで、

そのようなとらわれから解放される。

 

マインドフルネスのセミナーや講演等に行くと、

必ず出てくるのが「レーズン」による

トレーニングです。目の前にあるレーズンを

じーっと眺め、色や形、匂い、光の透け方、

皺の特徴などをじっくり、ただひたすら観察する。

5分、、10分、、とそれを続ける。

 

すると、どうでしょう。見事に

その5分間、10分間は、過去や未来への

とらわれから解放されているではないですか。

 

もちろん、その後はまたいつもの、

思考に戻ってしまうわけですが、、、

 

でも、未来が不安になった時、過去が

つらくなった時、このように自在に

ギアチェンジできるよう、日頃から

トレーニングを積んでおくことで、

不快な体験に対して、これまでとは違う

関わり方ができるのではないでしょうか。

 

 

2022年01月22日
ワンツイート(140字以内)の短編小説12

「ここに何の変哲もないトランプがあります 

さぁ、あなた 好きな数字を言ってください 

何でも言いですよ」

 

(けっ、どうせインチキで俺が言った数字の

カードを得意げにあてるんだろ)

 

本当に何でもいいんですね? 

 

「もちろんです」

 

それなら…100万! 

 

 

「では、あなたの財布の中身をご覧ください!」

 

 

 

タイトル「タネも仕掛けもなくていい」

 

 

2022年01月18日
本のご紹介18

 

読み始めた。

面白すぎてどんどん進む🏃‍♂️🏃‍♂️

2022年01月17日
アルツハイマー型認知症とうつ病の神経心理学的所見について

慶応三村先生のご講演より。

患者さんにも役立つ知識としてメモしておきたい。

 

認知症(特にアルツハイマー型)と、

老年期うつ病はしばしば鑑別が必要だ。 

いわゆる「pseudo dementia」(仮性認知症)

として知られている。

 

両者とも同じように「記憶力」が落ちる

わけだが、その鑑別の要点として

 

・認知症では記憶痕跡そのものが失われている。

・うつ病では記憶痕跡は残ってる。

それを取り出すことができない。

「思い出し方の忘却」とも言われる。

 

また、記憶力検査の質問に対しても

・認知症では、言い訳をしたり、

はぐらかしたりする。 自己予測>検査成績

 

・うつ病では、こんなこともできないと、嘆く。  

検査成績>自己予測

 

そして、よく検査される視覚構成機能に関しては、

うつ病で障害されることはほとんどない。

 

————————————————————–

 

認知症の患者さんを診察しているときに 

どこかボーッとしていたり、表情が乏しいと

感じることが多い。記憶力の低下だけではなく、

注意力(強度や選択性)の低下も顕著となる

ことを意識しておきたい。

 

また、ワーキングメモリー

(記憶を一時的に保持しておく能力)

について、「こころの黒板」という

例えがわかりやすかった。

 

2022年01月16日
本のご紹介17〜感想編〜

~ 精神の自由 ~

 

「人間の魂は結局、環境によっていやおうなく

規定されるのか ~略~ 人間は体質や性質や

社会的状況がおりなす偶然の産物以外のなにもの

でもないのか ~略~ 人間はひとりひとり、

このような状況にあってもなお、収容所に

入れられた自分がどのような精神的存在に

なるかについて、なんらかの決断を下せるのだ。」

 

「生きるとはつまり、生きることの問いに

正しく答える義務、生きることが各人に

課す課題を果たす義務、時々刻々の要請を

充たす義務を引き受けることにほかならない」

 

生と死の狭間、極限の状況を体験したからこその

著者の重い言葉。

 

私にはとてもそこまでの心理に達することは

できない。

 

それでも、日々の生活の中で厳しい状況に

置かれた時に、少しでも意識してみたい。

 

2022年01月15日
ADHDとdrowsiness

ADHDの方の治療を続けていくと、

「幼い頃から日中ずっと眠かったのが改善された」

と聞くことが増えてきました。

 

調べてみると、ADHDの37%にEDS(Excessive

Daytime Sleepiness)、EDSの18%にADHDを

認める(Oosterlee,2006)という研究がありました。

 

興味深いですね。

 

 

 

 

2022年01月14日
「病後の生活史」を作る

先日、笠原先生のご講演を拝聴した。

その中で、”病後の生活史を作るお手伝いをする”

という言葉が非常に印象に残った。

 

私なりに解釈してみた。

 

病気を「治す」とはどういうことなのか。

 

もちろん、完全に症状が「無くなる」

ことが理想ではあるが。

 

現実では、患者さんがその症状を抱えながら

上手に生活して行かざるを得ないことも多い。

 

症状を「無くす」ことに医師も患者も一生懸命

になるあまり、”病後の生活史”に目を向ける

ことを忘れていないか。

 

病気を受け入れた上で、

これからの生活に目を向け、共に考え、

充実させていく。そうすることによって、

生活の中に占める「病気」の割合が少しずつ

小さくなり、「今」がだんだんと「病後」

になっていく。

 

そんな治療を意識することも大切なのかなと考えた。

 

九大病院、精神科医1年目の時、患者さんを「治そう」

とするあまり、「先生は万能感が強すぎる」

と指導されたことを思い出した。

 

 

 

 

 

2022年01月13日