なんと、フレンチブルドッグが起き上がり仲間になりたそうにこちらを見ている!
仲間にしてあげますか?
→はい
いいえ
フレンチブルドッグが仲間に加わった!
前の病院に勤務している時から通ってくださっている患者さんから
いただきました。ありがとうございました。
何でも器用に手作りされる患者様から頂きました。
紫とオリーブ色のバランスが本当に素敵です。
芸術には疎い私ですが、思わず見惚れてしまいました。
色々と体調もきつい中、本当にありがとうございました。
ランニング仲間の堀内規生さん(通称 のりPさん)が遊びに来てくれました。
今は就労や社会復帰をサポートするお仕事をされているということでいろいろと意見交換をし、実際の現場の様子を教えていただき大変勉強になりました。
一緒に真冬に100m×50本を走っていたライバルとこうして仕事でもまたつながれるのは感慨深いですね。
のりPさんにはもう一つの顔があり、道下美里さんの伴走でも有名ですよね。私も何度かペースメークをしたり、襷を持たせてもらったことがありましたが、とても難しかったのを覚えています。
堀内規生さん、ありがとうございました。お互い頑張りましょう!
福岡ランナー名鑑
堀内規生
PB
フル 2時間40分54秒
ハーフ 1時間15分23秒
5000m 16分30秒
10000m 34分09秒
「幸せな幼少期を持つのに遅すぎることはない」
とても印象に残ってる言葉の一つです(すみません、出典、もしくは誰から聞いた言葉なのか忘れてしまいました。)
クリニックに相談に来られる方達の中には確かに変えようのないつらい過去を経験されていたり、
今現在そのような状況のまっただ中で悩んでおられる方もたくさんいらっしゃいます。
同じ悲惨な経験をした方が自分を被害者と捉えるか、サバイバーと捉えるか。
被害者のままではその後の人生においても無力感、制御不能感を持ち続けてしまうでしょう。
サバイバーになれれば、自分の人生はコントロールできるもの、積極的な役割が取れるものとして肯定感を持てるのではないでしょうか。
すぐにそのような切り替えができるわけではないのはわかります。
何度も涙を流し、時には自暴自棄になったり、怨んだり、妬んだり、誰かに繰り返し話を聞いてもらったり。
担当した数年間、ずっと同じトラウマについてお話をされ、結局自分が転勤となりその後を見届けられなかった方もいます。
そういった過程を経て最終的には変えようのない事は受け入れ、これから変えられることに前向きになれるかどうかで
過去への捉え方が全く変わってくるのではないでしょうか。
涼ませてくださいな・・
ごゆっくりどーぞ。
20代~80代までの仲間、ライバルが早朝や仕事帰りに大濠公園に集まり、夢中になって走り回って切磋琢磨していました。
それぞれ日中の仕事は様々で、普通に生活していたのではおそらく出会うことのなかった、あんなに仲良くなることのなかった方々ばかりでした。
学生生活、部活動が終わり、仕事以外でこれほどまで打ち込めるものが見つかるとは思っていませんでした。
ライバルに負けまいと月600kmを目標に走り込んでいた時期もありました(車か!)。
そんな中、大変ありがたいことに第一子に恵まれ、子育てをしつつそれでも同じレベルを維持しながら競技を続けようともがいていましたが、苦しかったです。
子供を寝かしつけた後、夜中23時に大濠公園に現れては誰もいない中一人でインターバルトレーニングをし始めた頃から自分でもさすがにまずい、と思いました。
日中に妙な動悸や倦怠感が現れ、冷汗もしました。仕事では患者さんに無理をしないように、完璧を目指して自分を追い込み過ぎないように助言していのにも関わらず、です。
精神科医療に携わっていなければ自分の変化に気づくのがもう少し遅れたかもしれません。
2015年11月25日、決意してパッタリと走ることをやめました。お世話になった方々にご挨拶し、シューズやウェアも捨てました。自分の性格からして適度に楽しむことはできない、と思ったからです。
適度に楽しむことができないなら、一度断ち切るしかたない。言ってみれば自己治療です。しばらくは仲間のSNSでの走る様子や大会報告も極力見ないようにしていました。見ず知らずのランナーが道を走っている姿を
見るのですらつらかったことを覚えています。大濠公園から少し離れた所に引っ越しまでしました。
そうこうしているうちに数年が経ち、少しずつ傷も癒え、まだ頑張っている当時の仲間を一歩離れた立場から本当に純粋な気持ちで応援できるようになりました。集まりや飲み会にも良く誘ってもらい、
汗水流して必死に皆で頑張っていた頃を楽しく振り返ったりもしています。「また記録目指して走ったらいいじゃん」とも良く言ってもらいます。今は毎朝ジムで健康のために30分と決めて(決めなければどこまでもやり込みそうでこわいんです 笑)走っていますが今はそれで十分です。もちろんいつか復活する日が来るかもしれませんが、今はクリニックでの診療にしっかり専念したいと思っています。
もっとやれた、またやりたい、当時に戻りたい、といった沸き上がるような感情は一切ありません。ただ当時の記録証を必死に頑張った「証」として冷静な満足感を持って眺めることが出来ています。
スロージョギングとは、「おしゃべりできる程度の自分にあった速さ(ニコニコペース)で行うジョギング法」のことです。
故・田中宏暁 福岡大学名誉教授が考案され、世界24の国と地域で人々の健康に貢献しています。
私が記録を目指してランニングをしていた頃よりお世話になっておりました佐藤紀子さん(日本スロージョギング協会理事)と先日スロージョギングの健康効果についてお話しする機会がありました。
でも、「ジョギングが心の健康にもいいのでやってみてください」と外来でお話しても、まず外に出ることさえ億劫な方もたくさんいらっしゃいます。毎日続けることも簡単ではありません。
そんな臨床現場の実情をお話したところ、部屋でも簡単に続けられるステップ運動やターン運動などをご紹介いただき、まさに目から鱗が落ちるような思いでした。
もちろん実際に外の空気を味わいながら楽しくスロージョギングに参加されたい方々向けに、毎週のレッスンを舞鶴公園や大濠公園でも開催されているようです。
外来待合にもパンフレットを置いておきます。私も時々参加させていただくつもりです。是非日常に取り入れて心身の健康増進を目指しましょう。
むかーし、むかし、あるところに、重病を患った王様がおりました。
どんな薬も効果がなく、街中のお医者さんがあらゆる手を尽くしても症状は快方に向かうことはありませんでした。
そんなある日、世界一の名医が街に来ているという噂を聞きつけ、家来達はその医師を城に呼び寄せ診察をさせました。
この医師に診てもらえたらどんな病も治るに違いありません!
すると王様をじっくりと診察した医師は一言「モリバンダス」(ラテン語で「死にかけている」)とつぶやきました。
その言葉を聞いたラテン語を話さない王様は大喜び! 体調もみるみるうちに回復し、その後も数十年に渡りその地を治めたそうな。
きちんとした経験を積み、日々研鑽を怠らなければ一定の医療水準は維持できると思います。
しかしそれだけなく、こころの医療に携わってきて特に重要であり、魅力でもあると感じるのは、医療者側の人間の人柄や患者さんとの相性の大切さです。
懸命に患者さんの話に耳を傾け、自分のことのように考え、悩み、解決策を共に導きだしていくことの大切さ。
「この先生に診てもらえてるんだからきっと良くなる」と思ってもらえること。
それだけで、治療結果が全く異なってくることは良くあることです。
「苦しい時は先生の言葉を思い出すようにしています」 治療者としてこのうえなく嬉しい言葉の一つです。
むかし話の名医とまではいかなくとも、来院された皆様には少しでも良い影響を与えられるように努めています。
じんぼこころのクリニック 院長 神保 慎
先週からクリニック待合のカウンターに新しいお花が飾られています。
来院された方から良くスタッフが尋ねられるそうですが、これはドライフラワーで出来ています。
専門の科は違いますが、家族ぐるみで大変お世話になっている公私ともに尊敬する先輩医師にいただきました。
クリニックの雰囲気に合うようにとオーダーメイドのお店に依頼してくださったそうです。
あらためて、たくさんの方々に支えられて今自分が目指す医療に向かって邁進できているのだな、と実感いたしました。
皆様来院された際はぜひ近くでご覧ください!
来院された皆様に大変可愛がっていただいております、クリニックのマスコット犬です(名前募集中)
「先生は犬がお好きなんですか?」→はい、大好きです。
「ブルドッグが好きなんですか?」→はい、特にフレンチブルドッグが大好きです。
大好きなフレンチブルドッグののんびりとしていて、あまりせかせかせず、細かいことを気にしないイメージと、
目標としたいこころのケアに共通したものがあると思い、マスコットにしました。
クリニック共々、今後ともよろしくお願いいたします。