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ワンツイート(140字以内)の短編小説④

10年か 庭の檸檬の木を見上げて思った 智子が突然いなくなってから10年 嫁姑関係は決して良くなかったが、自分には最高の嫁だった。ショックからかしばらくブルブル震えてた母が突然穴を掘って庭に檸檬の木を植えたのもちょうどその頃。母も元気になって良かった。あとは智子さえ戻ってきてくれれば

 

タイトル「それでも私はやってない」

 

# 面白そうなので自分もやってみた

2021年10月16日
ワンツイート(140字以内)の短編小説③

俺はランニングをしている。ただ、未だにランナーズハイを味わった事がない。30-35kmに感じるという「ゾーン」一人前のランナーとして早く体験してみたい。おっ、来たぞ、感覚が鈍くなってきた。きつくないぞ。意識も遠くなってきたバタっ

「おーーい!誰か、倒れてるぞー!救急車!」

 

タイトル「低血糖」

 

# 面白そうなので自分もやってみた

2021年10月16日
ワンツイート(140字以内)の短編小説②

家にゴキブリが出た。裕子のやつ、あんなに怯えやがって。虫退治もできないのか。しかも少し嫌味を言っただけでいじけて。でも、ちゃんと次の朝の食事は作ってくれてる。そんな健気なところが大好きだぞ。いただきまーす。「パリパリッ!」

 

タイトル「仕返し」

 

# 面白そうなので自分もやってみた

 

2021年10月16日
ワンツイート(140字以内)の短編小説①

俺は部長が苦手だ。部下の事が気にならないのか、話かけてすらくれない。挨拶さえしてくれない。でもそんな関係も今日までだ。「苦手な人にこそ積極的に声かけてみよう」自己啓発本に書いてあったんだ。あ、部長が来た。よーし、思い切って話しかけるぞ「おはよう、山田君、今日もよろしくな!」

 

タイトル「みんな自分が大事」

 

# 面白そうなので自分もやってみた。

2021年10月16日